近年、適応障害に悩む若手社員が増えていると言われています。

この手の話題になると大抵「若者叩き」「ゆとり叩き」「若手社員を環境に適応させる方法」等の記事が目立ちますが、適応障害を経験したことがある私から言わせてもらうと、年配の人達が作ってきた社会と労働スタイルが現代の若者に合ってないことが原因なのであって、若者には全く責任は無く、むしろ責任を問うのであればこんな社会を作った中高年の人達にあるのです。



時代遅れな風習が数多く残る日本の労働スタイル

苦手な上司と鉢合わせして顔をそらす女性社員

  • 毎日決まった時間に出勤
  • スーツ着用
  • 出勤時間前の朝礼・掃除等(もちろん残業代無し)
  • 「社会人としてのマナー(笑)」という名の服従
  • 社内SNSなどの便利なツールを使わず、電話やFAXでのコミュニケーションがメイン(コミュニケーションコストが高い)
  • 軍隊的・洗脳的な研修(特にホワイトカラー)
  • 先輩・後輩といった上下関係(先輩は後輩に何をしても許される)
  • 年功序列(成果と報酬が比例しない)
  • 連絡をメールやLINEで済ますのは失礼という風潮
  • 個を尊重しない全体主義
  • 効率良く仕事をするより、効率悪くても時間を掛けて仕事をした方が評価される風潮
  • 副業禁止

 

本当に変わるべきものが何なのか一目瞭然です。

価値観や生活の多様化は進んでも、労働スタイルは相変わらず画一的なままなので、多様化には対応できていない。

例えば、私達のように子供の頃からパソコンや携帯電話を買い与えられ、インターネットを利用していた世代にとって、電話(というか同期型コミュニケーション全般)はとても面倒で非効率なツールでしか無いのですよ。

電話って対話の数倍難しいし、手間掛かりすぎだし、あんなめんどくさいものをメインにコミュニケーションを取る会社の気が知れないです。

 

便利な環境で育った若者を、無理やり原始的な環境に適応させるのは不健全なことです。

なので、変わるべきなのは若者ではなく社会・労働スタイルのほうです。

 

労働スタイルをどう変えるべきか

  • リモートワーク(在宅勤務)を可能にする
  • 服装・髪型自由
  • やり取りは主にSNSやチャットを利用
  • 年功序列廃止
  • 休みたい時に休める
  • 働く時間を選べる

 

最低限これだけは実現して欲しいものです。

そうじゃなきゃ会社員として働くのが馬鹿馬鹿しいです。

在宅勤務を普及させれば待機児童問題も解決するし、いい加減古臭い働き方を改めるべきです。